人生山あり谷あり 第二話
前回の続きです。
空手で日本一になろうとした私は空手の稽古を真剣に取り組みましたが、
県大会でも上位行けず、小学5年生まではなんでこんなに努力したのに勝てないんだろうって稽古の帰りは家で一人泣きしてたのを思い出します。笑
(努力といっても当時は家に帰って外でブロック塀を殴ってただけですけどね!)
他の人は上位に行き、地方大会・全国大会と出場と決めている中、私だけ出場出来ません!
そんな中、努力が報われるという言葉が存在しました!
それは小学6年生の県大会。
私はやはり県大会で形・組手で予選落ち。
しかし、小学生高学年の部 団体組手の全国大会のメンバーに入れられました!!!
私からするとなんで県大会で何の成績も納めてないのにと謎だらけ。
でも心の底から嬉しかったのを覚えています。
そして全国大会当日、場所は三重県スーパアリーナ?だったと思います。
初めての全国大会に苦手な組手。(対戦相手はどこか全然覚えてません。)
団体戦は3人で1チームとなり、先に2勝した方が勝利となります。
対戦形式はトーナメント形式で前年上位支部はシード、もちろん1回戦からのスタート!
(結果だけ記載します笑 ※さすがにどこと対戦したかとか勝敗の記憶ありません。)
結果はベスト8!!
人生初めて仲間の力で感動を掴みました。
3回戦くらいで右足親指を捻挫してたんですよ。痛みがわからない状態で戦ってた記憶しかありません!そのくらい楽しい試合でしたね。
帰りはしっかり伊勢海老を堪能し、支部の全員で気持ちよく帰還しました。
ただ所詮ベスト8。お前らの試合なら優勝も目の前だった。満足はしないでほしい。
この先生の言葉に胸に突き刺さりました。過去の大会で1番の好成績を納めたという事もあってか練習は徐々に過酷さを増していきました。
それは次の団体組手全国大会ではシード権確定(前年度上位支部)だからです。
そして、中学生になり部活動決定の時期へ。
個人的には空手1本にしたかったですが、私自身どうしてもソフトテニスに興味があり、友達と一緒にソフトテニス部に入部する事にしました。
不安なのは部活動と空手両立可能なのか。
空手は火曜・木曜・土曜19時〜、部活動は毎日(朝練付)
いくら若いっていってもプレッシャーを感じて肉体的にボロボロ!
学校の授業はほぼ寝てましたね!笑
そんな感じで日々が続き、空手の県大会当日となります。
そこで奇跡が起きました!
個人組手ベスト16 = 地方大会出場決定!
今までの自身の記録で最高成績でした。
それから地方大会へ向けた練習に励みながらも何とか部活動と両立できてました。
そんな中、部活動でも学年別大会に出場しベスト8!でも空手の地方大会出場と
比べてしまったせいか満足感はありませんでした。
それから地方大会当日となり、個人組手で出場し
結果はベスト8!
奇跡としか思えませんでした。今までの努力が全て結果に繋がったと感じました。
人生初めて自分の力で感動を掴みました。
この空手を通じて何を学んだかというと、
努力はいつか報われる
この言葉は本当にあると中学1年生で気付かされました。
また、一緒に戦ってくれた仲間や応援してくれた保護者の方、真摯に指導してくれた先生には今でも心から感謝しています。
それから私は空手を引退し、部活動に熱中します。
最後までご覧いただきありがとうございます。